派遣お役立ち情報
派遣会社は全国にたくさんありますが、会社によって様々な雇用の仕方、考え方があります。
ここでは派遣会社を選ぶ際に注意するべき3つの点をまとめてみました。
- 同じ派遣先(職場)なのに派遣会社によってお給料が違うのは何で?
- 面接の際は雇用条件をしっかりと確認しましょう
- 「就業お祝い金」があるのとないの、どっちがお得?
1.同じ派遣先(職場)なのに派遣会社によってお給料が違うのは何で?
同じ派遣先(職場)で、同じ仕事内容でも派遣会社によって給料が違う場合があります。
お給料は基本的には派遣会社の中間マージン(手数料)によって変わってきます。
同じ求人がある場合はよく求人内容を見比べる事が重要です。
また、見比べた結果、良い条件が書かれていても、登録に行った際に求人上の時給条件と実際に提示される時給条件に差がある場合がありますので注意しましょう。
2.面接の際は雇用条件をしっかりと確認しましょう
登録した際に社会保険や有給休暇の説明がない(しない)派遣会社も世間にはある様です。
社会保険に加入できるのか?有給休暇の利用条件など、よく確認しておきましょう。
3.「就業お祝い金」があるのとないの、どっちがお得?
よく目にする「就業すればお祝金●万円」という求人広告。
※当社ではそのような広告は行っておりません。
派遣会社の経営は中間マージン(手数料)で成り立っていますので、そのお金がどこから出ているのか良く考える事が大切なんですね。
例えば時給1,250円+就業お祝金30,000円で年間働いた場合は、
1,250円×8時間×22日間×12か月+30,000円=2,670,000円
となります。
次に時給が50円高い場合です。
単純に時給1,300円でお祝金なしの場合は、
1,300円×8時間×22日間×12か月=2,745,600円
となります。
決して「就業お祝い金」という制度がダメというわけではありませんが、
「就業お祝い金」があるかないかだけをみてしまうと、
結果的に どちらが得かは…一目瞭然ですね。
一部には、『ハケン切り』や『雇い止め』『ワーキングプア』など、派遣労働という働き方にマイナスなイメージがありますが、本当にそうでしょうか? ここでは『ハケン』という働き方に着目したいと思います。
- 派遣切り!派遣社員は使い捨てなのか?
- 意外とシッカリしている福利厚生
- 就業アンマッチ『実際に働いてみたら想像と違った!』は派遣の方が起こらない!
- 職場の愚痴を聞いてくれる、仕事の悩みや相談にアドバイスをくれる人間がいる!
- 敷居の高い大企業の正規雇用も狙えます!
1.派遣切り!派遣社員は使い捨てなのか?
もともと、派遣という働き方は、季節要因による業務量の変動が大きい仕事や、専門的知識経験が必要な職種に対し、派遣会社が、その仕事の知識・経験のある人材(いわばプロフェッショナル)を必要に応じ提供することからスタートしており、雇用調整的役割を担っていたといえるものです。
派遣を受け入れる企業側には、必要なときに必要な技術を持った人材を、煩雑な募集・選考・初期研修を行わずに確保できるメリットが有り、派遣スタッフの皆様は、派遣会社に登録し、自分のスキル、経験と希望職種を伝えることで、求人募集を探し、その度に履歴書などを用意して面接/選考試験を行う手間が省けるうえに、一般的には人材募集を行っていない、『未公開求人』についてもチャレンジできる機会を得ることが出来ます。
正社員で働いていても、倒産やリストラで終身雇用を望めなかったり、サービス残業を強制させられる位なら、自分の能力を生かし、やったらやった分だけ報酬の貰える、派遣という働き方も有りなのでは?
2.意外とシッカリしている福利厚生
派遣を含む非正規労働について、どうしても福利厚生が正社員に比べ弱い印象がありますが、実際はそんなことはありません、極一部に悪質なケースも見られますが、当社を含め、大部分の派遣会社は福利厚生に力を入れています。
当社を例にすると、雇用保険・健康保険・厚生年金・労災は2ヶ月以上の就業の場合には加入することを徹底しております。
健康保険に関しては、加入することで、年1回の健康診断の受診や、各種保養施設/レクリエーション施設の優待利用なども当社社員と変わらず利用することが出来ますし、有給休暇も同様に規定に沿って使用する事ができます。
3.就業アンマッチ『実際に働いてみたら想像と違った!』は派遣の方が起こらない!
新しい仕事を探し就業することは、肉体的にも精神的にも大変なものと思います。
履歴書を作成し、面接選考を行い、やっとの思いで就業に辿り着いても、募集内容と実業務が大きく異なるとか、募集内容に書かれていた給与は、諸手当込みの金額で、実際に支払われた金額が少ない等、『就業アンマッチ』について少なからず耳にします。
これについて、派遣という働き方は、経験豊富なコーディネーターが、皆様の就業ニーズを汲み取り、マッチングを行ったうえで、お仕事を紹介致しますので、『働いてみたら違ってた!』が起こりにくい就業形態と言えるでしょう。
まずは登録会にて、皆様の御希望を率直にお伝え下さい。当社コーディネーター及び営業スタッフが、ご希望に添ったお仕事を準備致します。
4.職場の愚痴を聞いてくれる、仕事の悩みや相談にアドバイスをくれる人間がいる!
新しい職場で仕事を始める際は、人間関係や業務スキルなど、多かれ少なかれ悩みが出来るものです、職場に馴染んでしまえば、上司の方や同僚に相談も出来ますが、それまでの期間、『誰かに話を聞いてもらいたい!』と思うのは、当然のことだと思います。
これに対し、派遣という働き方は相談窓口として、担当営業やコーディネーターが専属で対応致します、派遣先に直接言いにくいことも、派遣会社担当に率直に伝え、気持ちよく仕事に臨みましょう!
当社では就業開始時はもちろん、その後も定期的に担当営業が派遣先を巡回し、スタッフフォローを行います!小さな悩みでも相談してみて下さい!担当者が誠心誠意対応致します。
5.敷居の高い大企業の正規雇用も狙えます!
派遣というと、非正規雇用とのイメージが強いかもしれませんが、実はここ数年、紹介予定派遣や、人材紹介等の案件も増加しており、一般的には中途採用を行っていない大企業でも、派遣会社からの紹介や紹介予定派遣で中途採用の正規雇用職員を採用するケースが出ています!
また派遣社員からスタートして契約社員、正社員とステップアップできる可能性もあります。
最終的に正規雇用を目指す方は、登録会でその旨をアピールしてみて下さい。
ご期待以上のお仕事を紹介できるかもしれません。
派遣のお仕事に限ったことではありませんが、ここでは信頼されるビジネスパーソンになるための、ちょっとしたコツをまとめました。
実際に働くようになると、私ども派遣会社のスタッフや派遣先企業の方たちと関わっていくことになります。
どんな環境であっても働くうえで、人間関係のコミュニティーを避けて通ることはできません。
周りから必要とされ、信頼されることによって、仕事へのやりがいや楽しさを見出していくことができるわけです。
信頼されるビジネスパーソンになるために、これからお伝えする4つのポイントを覚えておいてください。
- お仕事紹介があった場合
- 勤務先の職場見学
- 報告、連絡について
- 退職する場合
1.お仕事紹介があった場合
登録後、お仕事紹介があった場合はまずはご自身の希望する就業条件(仕事内容、時給、お休み希望、勤務場所、残業時間など)とマッチしているか確認しましょう。
当社からお仕事のご案内をする際には、登録面談時にお伺いした就業条件で、お仕事のご案内を致しますが100%マッチしない場合もあります。
その中でどうしても譲れない条件もあると思いますので、ご自身の中で無理と判断した際はハッキリと断る事も大切です。
断る事は悪い事ではありません。
意思表示をハッキリとしましょう
2.勤務先の職場見学
就業条件確認後、勤務先に出向き職場見学と顔合わせを行う事になります。
決められた日時に約束して派遣先に出向きますので、日程や時間をよく確認し当日は遅れない様に早めの行動を心掛けましょう。
勤務先では就業条件や職場環境が改めて確認できますので、事前に派遣会社から提示のあった就業条件と差がないか再確認して下さい。
派遣先企業も長期勤務を望んでいるケースが多くあります。
アンマッチがあるまま何となく勤務を開始して、すぐに辞めてしまう事はトラブルの原因となりますので、皆様の中で想像していた仕事内容、職場環境と違うと判断したならば、理由をお話しいただき辞退しても問題ありません。
ただ、決定した後は派遣先企業も戦力としてあてにしますので、辞退する場合はできる限り早めに申し出る様にしましょう。
3.報告、連絡について
職場見学が終われば就業開始が決定します。
勤務開始した直後は仕事内容や職場環境に馴染むまでは様々な不安や心労があると思います。
ただ、お仕事開始直後での遅刻、欠勤は派遣元、派遣先の信頼を損なうことになります。
やむを得ない事情で遅刻、欠勤する時は必ず派遣元、派遣先両方に連絡する様にして下さい。
健康管理や体調管理はしっかりと考え日々行動する様に心掛けましょう。
また勤務先で仕事や職場環境など悩みや問題があった場合は、担当営業やコーディネーターに相談し解決を図っていってください。
4.退職する場合
派遣のお仕事は定められた契約期間がありますので、その契約期間は守って働くようにしましょう。
また退職する場合は例え契約満了であっても1ヵ月以上の猶予を持って派遣会社に申し出る様に心掛けてください。
突然の退職は、派遣先企業にも迷惑が掛かりますし派遣元の信用も失い次のお仕事紹介が難しい状況となります。
